スタッフブログ
野球しているときの肘の痛みはどんな症状なのかご存じですか・
こんにちは!!
永福東京のへそ整骨院の霧島です!!
いい天気が続いていますが、明日は午後から雨の予報がチラッと…
今日はスポーツをされている方で特に子供などが多いと思う『野球肘』について!!
野球肘はどういった症状かご存じですか?
野球肘は、野球の投球動作が原因で肘の痛みの総称です!
「投球障害肘」と呼ばれることもあります!
野球肘になってしまうと、肘を動かした際に痛みが出たり、動かしにくなったり、しびれが出たりします。
やはりピッチャーが最も野球肘になりやすいです。投げる回数も多いですね!
野球肘が、パフォーマンス低下につながることは言うまでもありません。
現在、都道府県によっては成長期の野球選手を対象に「野球肘検診」が実施されています!
野球肘になる原因とは?
大きな原因は「投球動作のやり過ぎ」です。
過度な投球動作によって疲労や負担が蓄積した結果、肘の関節の靭帯や神経を損傷してしまいます。
野球の試合では、100球近く投球する場合もあります。
長時間にわたって全力でボールを投げれば、肘に負担がかかります。
またボールを速く投げようとすれば、前腕のスナップを強く効かせる必要があり、結果的に肘に負担がかかってしまうことにも。
他には、肘に負担がかかるような投球フォームが原因で野球肘になるケースも多いです。
たとえば、球を持って振りかぶる際に肩の位置よりも肘が下がっていたり、ボールが手を離れる直前に肘が前に出すぎたり、ほんの少しの身体の使い方で肘への負担は増します。
もし投球フォームが原因で肘が痛むと気づいたとしても、パフォーマンスを優先したいがために、そのままのフォームで投げ続けてしまいがちです…
しかし、それでは野球肘が悪化してしまいます…
痛みなく投げれるようにするためには、投球数のコントロールやフォームの修正が不可欠です。
野球肘は大きく3種類に分かれ、それぞれ痛む部位や特徴が異なります。
内側型野球肘
肘の内側に痛みが出る野球肘は「内側型野球型」に分類されます。
肘の内側にある「内側上顆(ないそくじょうか)」という骨が折れたり炎症を起こしたりするほか、肘の内側に付く靭帯や神経に傷がつくケースが存在します。
内側型野球肘は小学生・中学生の野球プレイヤーに発症しやすいです。とはいえ、外側・後方野球肘に比べて早期復帰できる可能性は高いといえます。
外側型野球肘
肘の外側に痛みが出る野球肘は「外側型野球肘」に分類されます。
外側型野球肘も小学生・中学生プレイヤーに発症しやすく、肘関節の外側に付く軟骨が炎症を起こすことが多いです。軟骨の炎症が進むと、軟骨が剥がれ落ち、肘関節内に入ってしまうケースもあります。(関節ねずみ)
内側型野球肘に比べて、外側型野球肘は長期化する例も多いです。当然、投球できない期間も長くなるでしょう。
また先述の「関節ねずみ」を発症した場合は、関節鏡視下手術で取り除かなければならないケースも出てきます。
後方型野球肘
肘の後ろ(肩に近い部位)が痛む野球肘が「後方型野球肘」です。
肘を曲げた際に出っ張る「肘頭」という尖った骨が骨折したり、他の骨と衝突することで痛みが起きたりします。
成長期の野球選手が発症する他、成人以降の野球プレイヤーでも発症する可能性があります。
外側型野球肘と同じく、完治までに期間を要するケースが多いので、あらかじめ把握しておきましょう。
野球肘の治療は、
長期期間続く場合が多いです。
症状によって差はありますが、3か月から6か月はかかると考えておきましょう。長いと1年以上かかるケースもあり得ます。
短期間で野球肘が完治することはほとんどありません。また治療期間中は、投球動作を控える必要も出てきます。
もちろん本人の努力や心がけ次第で、復帰時期が早まる可能性は十分あります。
野球肘によって投球ができなくなっても、決して腐らずモチベーションを保つことが大切です。
肘の痛みを我慢したまま競技を続けていては、野球肘は悪化するばかりです。
したがって痛みが引くまで、肘を安静に保つことを意識しましょう。その間は思うように練習ができないかもしれません。
しかし長い目で見た場合、投球を休む期間を設けることはプラスになるはず。
もちろん投球練習をしない期間も、別の筋肉のトレーニングや走り込みなどは可能です。肘を使えない状況の中で、できるトレーニングを続けましょう!!
野球をしていて肩や肘に違和感が出始めたは早めの対応が早期回復に繋がります!!
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柔道整復師 霧島祐太