頭痛には頭痛そのものが病気である繰り返し起こる慢性頭痛の一次性頭痛と、脳の病気や他の疾患からくる二次性頭痛に大別されます。

片頭痛は緊張型頭痛、群発頭痛と共に一次性頭痛に分類される所謂「頭痛持ちの頭痛」です。

二次性頭痛とは「原因のある頭痛」のことで原因が治れば大幅に軽減または消失します。しかしながら二次性頭痛の代表格の脳動脈瘤が破裂しておこるくも膜下出血など「命に係わる頭痛」もありますので注意が必要です。

突然に起こった激しい頭痛、経験したことのない頭痛、後頭部をハンマーで殴られたような痛み、意識が朦朧としたり言葉が出てこない・運動麻痺などが同時に起こった頭痛は命にかかわる可能性が高いです。

上記のような頭痛が起こった場合はすぐに脳神経外科や神経内科などの専門病院を受診してください。

片頭痛がなぜ起こるのか、メカニズムは完全には解明されていません。複数の誘因が引き金となって三叉神経が刺激され、痛みを引き起こす物質が分泌されることで、炎症や血管の拡張が生じて頭痛が起こるとされています。

片頭痛の引き金となる誘因としては、体質など遺伝的な要素やストレス、睡眠不足や寝すぎ、飲酒、光、音、においなどの刺激、月経周期、天候など、さまざまなものが挙げられます。実際にどれが誘因になるかは人それぞれ異なりますが、これらの誘因が複数重なることによって、片頭痛が生じると考えられています。

頭痛の中でも特に片頭痛の方が、適切に治療をしないと「約3割が慢性化して増悪する」といわれています。痛みを放置することで、脳が痛みを感じやすくなった結果、頭痛の頻度が高くなると考えられています。

慢性的な頭痛による人生の障害が調べられていて以下のことが分かってます。

• 片頭痛により健康寿命が2年縮まる。

• 片頭痛をもったまま仕事をすることで、年間24万円(片頭痛の方1人あたり)の損失がある。

• 障害生存年数（YLD：日常生活への支障を表す指標）を用いて世界の疾病負担を調べた研究によると、片頭痛は全疾患のうち2番目に支障が大きい

  。

花粉症の方が少量の抗原に対して過剰反応しているのと同じで、頭痛が慢性化した患者様では、通常では痛みと感じない刺激すら痛みとして認識してしまいます。光や音、臭いなどの刺激にも敏感に反応します。

引用元：「我慢が足りない」わけじゃない！今知ってほしい感覚過敏のこと

放置してしまい症状が慢性化してしまうと完治するまでの期間が長くなってしまったり、完治するのが難しくなります。そうなる前にしっかりと治療することが大切です。

片頭痛が起きている場合は血流が良くなりすぎると症状が悪化する可能性があります。まずは首元をアイシングすることが大事になってきます。

その後、適度な刺激量で緊張している筋肉や頭痛に効くとされるツボにアプローチしていきます。

また鎮痛効果の高い鍼灸治療やハイボルテージ治療を併せて行います。

一度の治療で治ることはないですが、継続的に施術することにより徐々に改善していきます。

鍼灸治療

頭痛効くツボを中心に鍼灸治療を行うことによって症状を改善させます。

頭痛に特化した鍼灸治療メニューも用意してあります。

一人一人症状は違うものなので、しっかりと問診検査を行い、その方の症状に一番合った鍼灸治療を行います。

ハイボルテージ治療

ハイボルテージ治療は瞬間的に高電圧の電流を流すことで皮膚抵抗を最小限に抑え、電気による痛みが少なくより深部まで電気が流れるようにしたものです。

患部の炎症の抑制や痛みの軽減、治癒力の促進をする為、非常に高い鎮痛効果と即効性があります。

施術後にスッキリとした感覚や軽いと実感出来ます。

ハイボルテージ機器はプロスポーツ選手も多く使っている機械でメジャーに行った有名な選手やプロスポーツチームなどでよく使われている治療器です。

永福東京のへそ整骨院では来ていただいた患者さん一人一人に合わせた治療を心がけています。

このような症状は一人で悩んでいても良くなりません。しかも放置すればするほど治りにくくなります。

早く良くするには、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。必ず力になります！！